【チェロ初心者向け】練習曲の進め方!

こんにちは、くろです!


今日は、練習曲の進め方について
お伝えしていきます!


進度は人それぞれなので、
本当は「この人にはこの練習曲がいいかな
と補強しながらレッスンしてますが、

大筋は変わらないので、
大筋をお伝えします!


では見ていきましょう!

目次

初級者向け

くろ・チェロ教則本

僕が編著している
チェロ初心者用の教則本です!


1冊で基礎をまかなえるので、
とっても便利な教則本
です!
(練習曲&音階&各ボーイング&
発表会用の曲&ポジション移動&
オケのワンフレーズ等々!)

演奏動画も入っており、
収録されている
赤とんぼ威風堂々が人気です!


僕の生徒さんや、
一部の部活&音楽教室&大学などで
使用されています!

とても学びやすいと好評です!!

細かな内容は、
以下で紹介しています!

※2023/6月現在、非常に人気のため、第3巻の制作&出版が決まりました!



サポージニコフの教則本 or ウェルナーの教則本

次に、
サポージニコフの教則本と、
ウェルナーの教則本です!

こちらは大雑把にお伝えしますが、
どちらの教本を選んでも、
しっかり演奏する基礎が身に付きます!


ただし、
サポージニコフの教本には
ボーイングのみの練習が収録されておらず、
ウェルナーの教則本には
重音の練習が少ないという
デメリットがそれぞれあります!


あとは、両教則本の曲を聞いて、
好みの方を選ぶのも手です!


スズキメソード1巻

前回の記事でもお伝えした通り、
スズキメソード1巻は
楽しく弾きたい」「まず曲を弾きたい
という方にオススメです!


ただ、ガッツリ弾きたい人は、
1~5巻を弾けるようにする必要がありますし、
別の練習曲(セブシックやレーブ)で
基礎を固める必要もあります!


セブシック、ローブ、コスマン

次に、セブシック、ローブ、コスマンの練習曲です!


この3曲は、基礎の補強に当たる練習曲になります!


サポージニコフやウェルナー、
スズキメソードで足りなかった練習を、
こちらの練習曲で補います!

まず「セブシック」ですが、
・作品2,3=右手の練習
・作品8=左手の練習
となっています!

特に大切なのが「作品8(左手の練習)」で、
ポジション移動の練習をしっかり行う事ができます!

僕の個人レッスンでは、
作品2,3や8は必要に応じて口頭で教えるので使用しませんが、
独学されている場合は必要になってきます!



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続いて「ローブ」です!

こちらは音階の練習曲です!

4オクターブの音階、分散和音、アルペジオ、
3度、6度、オクターブがそれぞれ記載されています!

こちらは音階をやる上で必須の楽譜で、
今後上級者になっても使用していきます!

指番号がすごく参考になるので、
必ず持っておきましょう


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次に、「コスマン」です!

こちらは左手の練習と音階が記載されています!
特に、始まりの3ページはとても練習になります!

朝一のウォーミングアップに使用される方もいます!
※他にはない左手の練習方法が記載されており、
各左指を独立して動かす練習に最適です!


中級者向け

チェロに慣れてきた方はこちら!

くろ・チェロ教則本「第2巻」

僕が編著している
チェロ中級用の教則本です!


1冊で基礎をまかなえるので、
とっても便利な教則本
です!
(練習曲&音階&発表会用の曲等々!)


演奏動画も入っており、
収録されている
ブレヴァルのソナタ
白鳥トロイメライが人気です!


シュレーダー1,2巻

チェロ弾きの方にはお馴染みの練習曲です!

この曲集は、Lee(リー)やDotzauer(ドッツァウアー)など、
著名なエチュードが沢山収録された練習曲集です!


なので、リーやドッツァウアーを単体で購入するより、
手軽にバランスよく練習できます!

シュレーダーには、重音やハイポジション、速弾きの練習など、
様々な練習曲が収録されています!


2巻が練習できるレベルになれば、アマオケや室内楽で演奏した際に、
ある程度余裕が生まれてくるレベルになります!

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ちなみに、

シュレーダーは難しいから、もう少し簡単な練習曲で練習したい!

という方は、Dotzauer(ドッツァウアー)の1巻をオススメします!


(シュレーダー1巻の後半は難しくなってくるので、
前半くらいの曲をもう少し練習したいならドッツァウアー1巻がオススメです!)

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あと、

上級のデュポールやポッパーはまだ厳しい…

という人には、Lee(リー)の「40の旋律的練習曲Op.31」をオススメします!


この練習曲は、個人的に非常に楽しかったです(笑)
※楽譜の読みやすさ的に、ショット社がオススメです!


僕は、2巻のみをやりました!

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【補足】中上級者向けの練習曲で、シュレーダーの3巻があります!

これは、上級者向けの「デュポール」の一部や
「ピアッティ:12のカプリース」が収録されており、
段階的に練習できるよう曲が入っています!

上級者向けが厳しければ、こちらで練習してみるのもありです!
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上級者向け

難しい曲を弾きたい方、チェロを極めたい方にオススメです!
※ちなみに、2つの練習曲のどちらを先にやっても大丈夫です!

どちらも、音大受験やコンクールに使用される難曲です!

デュポール(21のエチュード)

重音やハイポジションが多い練習曲です!


その上で、右手や左手の技巧曲も多数入っています!


1曲が長く、2~6ページほどありますが、
旋律的なため、演奏会で使用される事もあります!
(個人的に良い曲が多いです)


ちなみに、1曲目と21曲目が特に難しいため、
初めは2曲目から始める事をオススメします!


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ポッパー(40のエチュード)

THE.超絶技巧という曲集です!


ポジション移動や速弾きに関する練習曲が多いです!


重音、右手左手の技巧も多数ありますが、
ドュポールに比べて1曲は短いです!
(大体1~2ページで、たまに3~4ページ)


大抵は、No.11から練習を始めることが多いです!
このエチュードが終われば、大抵の曲は弾けます!


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・上級者向け(+@)

正直、ここまで練習しなくても大丈夫です!

が…僕のようにバイオリンの楽譜を弾くことになりそうでしたら、
ぜひ練習してみて下さい!

グリュツマッハー(24のエチュード2巻)

後半は、ポッパーが弾けても弾けないレベルで難しい曲集です!

17曲目辺りまでは、デュポールやポッパーが弾ければ弾けるのですが…
18曲目辺りから雲行きが怪しくなっていきます!


21曲目からはオクターブか重音のハイポジションがほとんどで、
指板を越えることもままあります!


この曲集が弾けると、
バイオリンパートもある程度楽に弾けるようになりますが…
そこまで練習する必要はないかと思います!


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・最後に

いかがでしたでしょうか!


基本的には、初級→中級→上級
と進めばいいですが、
別のエチュードを介した方が
スムーズに進むこともあります!

※人によって進度はそれぞれなので、
独学の難しい所は
補足してもらえない所です!


個人的に今まで教えてきた中で
一番最短だったのは、
————————————
①くろ・チェロ教則本 or サポージニコフ or ウェルナー

②シュレーダー1~2巻
↓(ここで難易度がグッと上がりますので、普通は別曲で補強します)
③デュポール&ポッパー
————————————
という順番です!


ぜひ試してみて下さい!







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