こんにちは、チェロのくろです。
今回は、
「これは知っておきたかった…!」
という内容を7つお伝えします。
ぜひ参考にしてみてください。
成長曲線は基本ゆるやか(継続が大切)
まず、チェロは成長曲線がゆるやかです。
音は誰でも出すことができますし、
身体への負荷も少なく、
いつまでも演奏できる楽器です。
ただし、
すぐに超絶上手くなりたい!!
という方には、
あまり向かない楽器でもあります。
成長曲線がゆるやかな理由は、
1.弓の持ち方に慣れるのに時間がいる
2.チェロに必要な筋肉は、少しずつ付く
この2つがあります。
チェロの弓の持ち方は、
箸や鉛筆の持ち方と同様で、
少しずつ慣れる必要があります。
さらに、
弦を押さえるための指の関節や、
ボーイングするために必要な筋肉は、
少しずつ付いていきます。
なので、チェロは
成長曲線がゆるやかです。
※弦楽器やギターを経験していれば別です。
そのため、継続すれば
順当に上達することができるので、
継続が大切な楽器でもあります。
練習の進め方が大切
日々の練習の中で、
今日はこれをやろう!
と決めて練習すると思いますが、
実は大切なことが
いくつかあったりします。
それが下記です。
1.ウォーミングアップは3~15分
2.間違えた場所は忘れずチェック
3.レッスンなどを振り返る
実は、何も考えずに
ただただ練習していても、
中々上達はしません。
まずは、上記の3つを気にしながら
練習を進めてみて下さい。
達成可能な目標を決める
チェロをはじめる際に、
なんでも良い&途中で変えていいので
目標を決めましょう。
例えばこんな形です。
1.人生のメリーゴーランドが弾きたい
2.オケに入りたい
3.バッハの無伴奏をまったり弾きたい
※生徒さんの目標を参照してます。
本当になんでもいいので、
目標を決めましょう。
そうする事で、
モチベーションが維持しやすくなり、
より上達しやすくなります。
※僕は生徒さんに必ずやってもらってます。
基礎は最初の「3ヶ月」が大切
これは独学で始める方に多いですが、
「基礎」はめちゃくちゃ大切です。
特に、最初の3ヶ月が
本っ当に大切で、
その後の上達速度に大きく影響します。
例えば、チェロを始めた初日から
曲集を弾き始めたとします。
はじめの内は問題ありませんが、
あるとき気づくのは、
いつまで経っても
きれいな音がならない…
なかなか上手くならない…
となる方が多いです。
理由は、「基礎」を
飛ばしてしまったからです。
なので、最初の内は
先生から基礎をしっかり教わることを
強ーく!!オススメします。
音出しの方法はたくさんある(消音器など)
実は、こんな質問も
よくいただきます。
夜に音出しができなくて、
中々練習ができない!
実は、音出しする方法は
色々あったりします。
まずは、「消音器(しょうおんき)」
を使うことです。
消音器は、チェロの駒につけて
音量(弦の振動)を抑制できます。
消音器には、ゴム製や木製、
鉄製がありますが、
鉄製が1番消音効果があります。
他にも、サイレントチェロという
ヘッドホンが使えるチェロがあります。
通常のチェロと比べると、
弾き心地に多少の差異はありますが
夜間練習用としては非常に便利です。
このように、様々な方法で
練習することが可能です。
自分に合う先生を探すこと
実は、先生によって
進め方やスタイルが違いますので、
合う合わないがあります。
例えば、以下のように
色んなタイプの先生がいらっしゃいます。
1.楽しくチェロを教える
2.厳しくビシバシと教える
3.理論的に組み立てて教える
4.感情的に擬音多めで教える
等々
他にも様々な先生が
いらっしゃいます。
ちなみに僕のスタイルは、
1.音楽の楽しさを感じてもらえるように教える
2.理論+感覚で分かるまで段階的に教える
3.基礎重視で教える
4.目標に合わせて、カリキュラムを作る
5.レッスン後にちょっとした相談時間がある
という感じで教えています。
※合いそうな方はぜひWebレッスンへどうぞ。
なので、
「ビシバシ厳しく教えてほしい!」
という場合は合わないですね。。
ぜひ、色んな先生方から
自分に合う先生を探してみて下さい。
へ音記号に少しずつ慣れる必要がある
チェロは、ト音記号ではなく、
へ音記号を読むことになります。
なので、少しずつ
読み慣れる必要があります。