こんにちは、チェロのくろです。
今回は、よく質問をいただく
「チェロって何が難しいの?」
についてお話します。
※周りや自分の意見をまとめています。
楽譜を読むこと
まず第一に、
楽譜を読むことです。
特にチェロなどの低音楽器は、
へ音記号を読むため、
慣れるのに時間が必要になります。
![](https://kuro-cello.com/wp-content/uploads/2022/05/音の読み方-300x169.png)
![](https://kuro-cello.com/wp-content/uploads/2022/05/拍子とテンポ-300x169.png)
こういった楽譜を読むことは、
講師と二人三脚で
少しずつ慣れていきます!
音程を自分で作ること
ピアノやギターと違って、
チェロには押さえる場所が
書いてありません。
なので、最初の内は
大抵は5mmの丸シールを貼って
練習を進めていきます。
これを知らずに練習を始めると、
1音1音探すことになるので、
非常に難しく感じてしまいます。
音程の高い&低いは、
はじめの内は分かりづらいので
先生に教えてもらいながら修正します。
もし、誰かの修正なしで
自分だけで音程修正する場合は、
とても難易度が上がります。
良い音が出せるまでに、時間がかかる事
チェロという楽器は、
年齢を気にせずいつまでも
弾くことができる楽器です。
ただし、楽に良い音を出すには、
ある程度時間が必要です。
![](https://kuro-cello.com/wp-content/uploads/2021/06/肘!-コピー.jpg)
今まで100名以上教えてきましたが、
平均して2~3年は
必要です。
(楽器経験者だと1~2年)
独学であれば、
基礎が不安定になるので、
上記の倍以上かかるのが一般的です。
![](https://kuro-cello.com/wp-content/uploads/2022/05/気を付けるべきこと-300x169.png)
上記の記事でも紹介していますが、
チェロの成長曲線はゆるやかですので、
継続するほど上達しやすくなります。
そのため、
数ヶ月ですぐ上手くなることは
非常に難しい楽器になります。
さいごに
他にも、
様々な理由を耳にしたことがありますが、
大抵は独学をしている人から聞きます。
例えば、
・モチベーション維持
・チェロの基礎
この辺りが難しいと耳にしますが、
講師に教わっている人からは、
この辺りはあまり聞きません。
なので、
独学のみで上達することは
とても難しいことだと思っています。
![](https://kuro-cello.com/wp-content/uploads/2022/03/ennsou13.jpg)
これはチェロに限った話ではなく、
ピアノでもヴァイオリンでも
独学のみで練習するのって
めちゃくちゃキツいです。
誰も褒めてくれないですし、
1人で練習しないといけないですし。
改善方法も、自分で探さないと
いけないですし。
個人的な感想は、
尋常じゃなくキツいです。
それに比べて、
講師がいるメリットって、
・頑張ったら褒めてくれる
・練習みてもらえる
・アドバイスくれる
・練習内容考えてくれる
・分かりやすく教えてくれる
↓ ↓ ↓
やる気につながる!!
これだと思っています。
なので、なるべくスムーズに
上達したいなら、
教えてもらうのが1番です。
ちゃんと教えてくれる先生
(寄り添ってくれる先生)なら、
今回紹介した難しいことは
大抵改善します。
ぜひ参考にしてみて下さい。